健康長寿の秘訣 その24
皆様、こんにちは
健康長寿をプロデュースする一般社団法人Le Lien
代表理事健康長寿プロデューサー神山弓子です
今回は引き続きフレイル予防のための
体のある個所を使って簡単にフレイルチェックができる方法
『指輪っかテスト』についてお伝えします
これは、東京大学飯島勝矢教授の開発したフレイルチェックのひとつです
皆さんは、サルコペニアという言葉を聞いたことがありますか?
加齢や病気により筋肉の量が減少し
筋力や身体機能が低下することをサルコペニアといいます
サルコペニアという用語はギリシア語で
「筋肉」を意味する「sarco(サルコ)」と
「喪失」を意味する「penia(ぺニア)」を合わせた造語です
サルコペニアは、フレイル(虚弱)や転倒、骨折の原因になることがあり
要介護や寝たきりになるリスクを高めてしまいます
皆さんは、メタボはよくご存じだと思います
病院で受診しCT検査を受けなくても
その兆候を自分でいち早くつかむために
腹囲が
男性85cm
女性90cm
超えたら黄色信号ですよ❣という
簡単なチェック方法が示されました
フレイルに関しての
自分でできる簡単なチェック方法が
『指輪っかテスト』です
これは皆さんのふくらはぎを使ってチェックします
1.椅子に浅く腰掛けます
2.ふくらはぎが床に対して直角になるように足の位置を調節します
3.両手の親指と親指、人差し指と人差し指を合わせて輪っかを作ります
4.両手を使った指輪っかで利き足でないふくらはぎの一番太いところを掴んでみましょう
人差し指と人差し指の間は空いていますか?
囲めない場合はサルコぺニアの危険度が低くフレイルの心配はありません
人差し指と人差し指がくっついていて
指輪っかとふくらはぎの間に隙間があり場合は
サルコペニアの危険度が高くフレイルの可能性があります
もちろん、簡単な指標ですから
これだけでは判断が難しいですが
ふくらはぎが細く筋肉が少ない場合は
全体の筋肉量が少ないことが予想されます
食生活の改善して運動の機会を増やしましょう
今回も最後までお読み下さり有難うございます
次回は『フレイル評価基準』についてお伝えします