健康長寿の秘訣その10
日常生活の中でみられるMCIのサイン
皆様、こんにちは
健康長寿をプロデュースする一般社団法人Le Lien
代表理事健康長寿プロデューサー神山弓子です
今日も引き続き認知症にならないために
MCI(軽度認知障害)
早めに発見して防ぐ方法についてお伝えします
東京大学大学院医学系研究科神経内科学 講師岩田淳先生によるMCIのサイン
日常生活で見られるMCIの4つのサイン
・会話で見られるサイン
・外出時に見られるサイン
・炊事で見られるサイン
・仕事で見られるサイン
今日は『外出時に見られるサイン』についてお伝えします
これまではお洒落をして出かけていたのに
*出かけるのを億劫がる
*身なりに気を使わなくなる
*家にいるままの服で出かけてしまう
季節ごとにハイキングを楽しんでいたのに
*様々な情報や景色関心を示さなくなる
*誘われても断ることが多くなる
また
*約束していたのに忘れてしまう
MCIの段階ではいくつかの認知機能のひとつに衰えが見られます
その一つに計画力があります
外出(買い物なども含めて)するには
先ず行先の情報を集め
乗り換え方法や時間、食事場所など段取りを考え
計画を立て実行する能力が必要です
その計画力機能が衰えるために
外出がおっくうになるのだそうです
外出の機会が減ると
身の回りを構わなくなり
出かける支度をするのがおっくうになります
引きこもって、人と会話の機会が減ります
食事もいい加減になり栄養のバランスが崩れます
脳への刺激が減り更に認知機能が衰えるという悪循環に陥ってしまいます
この負のスパイラルは
MCIから認知症へのスピードを速めてしまいます
外出の機会・意欲の減少はMCIのサイン
家族にこんな状態を感じたら
MCIのサインかもしれません
専門医に早めに相談してみてはいかがでしょうか?
今日も最後までお読み下さり有難うございます
次回は『炊事で見られるサイン』についてお伝えいたしますね