代表理事 神山 弓子皆様、こんにちは。私はLe Lien代表理事の神山弓子と申します。30年間国際線客室乗務員として接客業を生業としておりました。
そのような私が健康関連推進事業に取り組むきっかけとなったのが、3.11でした。
私は、宮城県石巻市の出身です。実は3.11の時は、偶然にも帰郷しており、地震の発生時、私は母と仙台と石巻を結ぶ電車の中にいました。
幸いにも幸運が重なり九死に一生を得ましたが、その後は避難所を転々とし、在宅避難も含めて3か月ほどサバイバル生活を体験しました。
心身共に疲弊していく故郷の方々を見て、何かしなければと思いました。それが生かされた私の神様から与えられたミッションであると感じました。
3か月後、自宅に戻った翌日から心と身体のケアができる自律神経を整えるエクササイズのインストラクターの資格を取るために往復4時間かけて通い始めました。
そして、認定試験に合格したその足で新幹線に飛び乗り石巻に向かいました。
被災者の傾聴も含めた健康教室のボランティアを開始しました。行政・看護士協会・医師会・地元のNPO法人と連携しながら、仮設の集会場、介護施設、公民館などで月に1度のボランティア活動を2年半続けました。
その間に、助かった命を自ら亡くされる方の存在を知りました・・・・家をなくし、家族をなくし、生きがいをなくしてしまった方々のために何かできないか。その思いから「健康生きがいづくりアドバイザー」の資格を取りました。
そこで健康生きがいづくりアドバイザー1期生の元滋賀県知事の國松善次氏と出会いました。
國松氏は滋賀県で毎月第三金曜日に「三金会」という勉強会を開いていたため、私も参加しました。その勉強会から2012年100歳大学の構想が生まれ、私もそのプロジェクトの一員となり、講師も務めることになりました。
こうした中でもっと専門的な知識を学びたいと思い、大学に入り直し共生学部スポーツ身体表現学科で学びました。更に国立長寿医療研究センターの認知症予防プログラム「コグニサイズ」の実践員並びに指導員の資格を取り、高齢者が元気になる健康に関する様々な資格も取りました。
これまで、100歳大学での講義・多くの自治体のシニア講座で、高齢者を対象に様々な健康講座を開講してまいりました。60代～90代の方々が、日々の健康に対する取り組みで非常に元気になり、人生を楽しむ姿を拝見すると、もっと多くの方々に伝えたい。この講座を広めて社会に貢献したい。という想いが強くなり法人を立ち上げました。
また、国際線客室乗務員としての経験を活かし、日本マナーOJTインストラクター協会認定マナーOJTインストラクターの資格を取り、就労支援の講座も開講してまいります。
将来は、地域共生を視野に入れた支援活動へと発展させていけたらと思っております。
社名Le Lienはフランス語でご縁・絆を意味します。
一人ひとりのお客様とのご縁を大切にし、それぞれのお客様のご希望に合わせて活動を進めて参ります。
企業様・自治体様の顧客様が健康長寿になりますよう寄り添いお仕事致します。どうぞお気軽にお声をお掛け下さい。
2018年10月
代表理事 神山 弓子
