健康長寿の秘訣その14

『MMSE(ミニメンタルステート検査)』⓵

皆様、こんにちは

健康長寿をプロデュースする一般社団法人Le Lien

代表理事健康長寿プロデューサー神山弓子です

 

今日はMSSE(ミニメンタルステート検査)についてお伝えします

 

MMSEは日本語で「精神状態短時間検査」と言って

10~15分程度の短い時間で認知機能の障害があるかどうかを調べる検査です

 

米国のフォルスタイン夫妻が入院患者の認知障害を測定する目的で作った検査です

認知症のスクリーニングテストとしては、世界的にもっともよく活用されています

日本語版は、2006年に杉下守弘医師が翻訳した「MMSE-J」があります

 

MMSEの評価項目は11問で、30点満点中、23点以下認知症の疑い

27点以下軽度認知障害(MCI)の疑いがあると判断されます

 

MMSEの評価項目の構成

 

先ず一項目の質問は

≪見当識≫

 

見当識というのは、時間・場所・人物などから

自分の置かれた状況を正しくする判断する機能

人間の意識的な行動の出発点になるもの

 

≪時に関する見当識≫ 「時」に関するいくつかの質問に答える

 

「今日は何日ですか?」

「今日は何年ですか?」

「今の季節は何ですか?」

「今日は何曜日ですか?」

「今日は何月ですか?」

 

≪場所に関する見当識≫ 「場所」に関するいくつかの質問に答える

 

 

「ここは都道府県で言うと何ですか?」

「ここは何市(町、村、区)ですか?」

「ここはどこですか?」

「ここは何階ですか?」

「ここは何地方ですか?」

 

この項目は1問1点

10点満点中何点でしたか?

 

最後までお読み下さり有難うございます。

次回もMMSEの評価項目について続きをお伝えします。