健康長寿の秘訣その12

日常生活の中でみられるMCIのサイン

皆様、こんにちは

健康長寿をプロデュースする一般社団法人Le Lien

代表理事健康長寿プロデューサー神山弓子です

 

今日も引き続き認知症にならないために

MCI(軽度認知障害)

早めに発見して防ぐ方法についてお伝えします

 

東京大学大学院医学系研究科神経内科学 講師岩田淳先生によるMCIのサイン

 

日常生活で見られるMCIの4つのサイン

会話で見られるサイン

外出時に見られるサイン

炊事で見られるサイン

仕事で見られるサイン

 

今日は『仕事で見られるサインについてお伝えします

 

 

 

 

 

 

 

 

 

認知機能に記憶力遂行力があります

 

記憶力や遂行力が低下することで、仕事でのミスも多くなります

 

物の置き忘れ、探しものが多くなる

何度も同じことを質問し、周囲を苛立たせてしまう

お客様とのアポを失念してしまう

遅刻をすることが多くなる

物事を逆算して、順序立てて遂行することができなくなる

 

また、意欲低下により新しい機械や仕事を覚えようとしない傾向もあります。

 

日常生活で見られるMCI(軽度認知障害)の4つのサインについて

お伝えして参りましたが

これらのサインはなかなか正常な老化との区別がつきにくいと

感じられたのではないでしょうか

 

MCI外来の広川先生はコラムの中で次のようにおっしゃっています

 

『当院に来院される方の中には

MMSEが30点満点でも画像検査をすると海馬萎縮や脳血流低下が認められ、

MCIと診断するケースが実に多くあります

つまり、MCIの診断基準や神経心理検査だけでは

認知機能が正常であるかどうかという評価(診断)はできない

というのが毎日多くの患者さんを診療していて感じる私の印象です』

 

*MMSE:ミニメンタルステート検査

 

だからこそ、早い段階(正常なうちから)若い時からの予防が大切なのですね

 

最後までお読み下さり有難うございます

次回は、代表的な認知症検査』について詳しくお伝えいたします